ロッテのお家騒動

みなさん、こんにちは。

私は韓国ドラマが好きでよく見るのですが、韓国のニュースなんかもそれなりにチェックはしています。最近の記事でやっぱり気になるのはロッテの「お家騒動」でしょうか。
日本でも馴染みの深い、ロッテグループの経営権をめぐる争いです。まぁどこの企業にも大小はあれど、こういった経営権の争いはあるものだとは思っていますが。これはなかなかの泥沼化ではないでしょうか。

現在の現在のロッテグループは、事業規模や業績面において日韓で大きく差が開いています。日本でロッテといえば、製菓メーカーや千葉ロッテマリーンズに見られる野球球団のイメージが強いんではないでしょうか。しかし韓国では、百貨店や量販店などの流通業、製菓、化学と多種多様な事業を展開している、同国5位の一大財閥です。傘下の企業数は日本の37に対し、韓国は74となっています。
私事ですが以前韓国旅行に行った時、テーマパークであるロッテワールドに行ったのも思い出されます。
2014年の日韓連結財務諸表によると、売上高は6兆5000億円、営業利益は2300億円、総資産は8兆9000億円に上りますが、売上高の90％以上は韓国ロッテが占めています。一方、日本ロッテは韓国ロッテグループにおける持株会社的な存在であるホテルロッテの株式19％を持つ筆頭株主です

昭夫氏が宏之氏を嵌めて武雄氏からの信頼を失わせたことに起因しているとの見方が根強いそうです。その背景にあるとみられるのが、日本ロッテの社長である佃孝之社長です。昭夫氏は佃孝之社長を味方に付け、あたかも宏之氏が問題のある経営をしているかのような報告を武雄氏にしていました。そのせいで武雄氏は宏之氏に対して一時信頼を失い、役員解任に繋がったと言われています。今は武雄氏が事実に気づいて宏之氏を経営陣に戻そうと動いているそうですね。

この兄弟間闘争が今や第２幕へと言われるぐらいこじれているそうです。

まだまだ目が離せない注目のニュースです。